低収入や収入の変動があっても、不動産担保ローンを利用できる場合があります。ただし、不動産があることと、毎月返済を続けられることは別の確認項目です。収入額だけでなく、継続性、既存返済、生活・事業に必要な支出、希望額、担保評価を組み合わせて判断されます。
結論
「年収が低いから不可」「不動産があるから可」とは決まりません。今ある収入の種類と継続性、返済後に残る余力、申告内容と確認資料の整合、担保評価を分けて確認します。収入証明が難しい場合も、収入を多く見せるのではなく、現在の収入形態を正確に伝えることが重要です。
まず知りたい7つの答え
低収入でも申し込める?
低収入への対応を案内する会社があります。収入の継続性、毎月返済後の余力、担保評価等で判断されます。
不動産があれば収入確認不要?
担保があっても返済能力の確認はあります。不動産の価値だけで融資可否や希望額が決まるわけではありません。
パートでも対象?
パートを対応例として案内する会社があります。勤務期間、収入の継続性、手取り、既存返済等を確認します。
個人事業主で所得が低い場合は?
売上ではなく経費計上後の所得、事業の継続性、今後の収支、返済原資を含めて判断されます。
年金も収入として見られる?
年金等の継続収入を確認する商品があります。生活費等を差し引いて返済を続けられるかを確認します。
無職でも対象になる?
無職・リタイア後を対応例とする会社もありますが、継続収入や保有資産等から返済原資を示す必要があります。
収入証明が難しい場合は?
収入を高く申告せず、現在の収入形態と確認できる内容を正確に伝え、会社が認める確認方法を確認します。
審査では収入額だけでなく5項目を確認
| 確認項目 | 主に見られる内容 | 整理すること |
|---|---|---|
| 収入額 | 現在確認できる収入の水準 | 手取りと変動幅を把握する |
| 継続性 | 勤務・事業・年金等が今後も続くか | 継続期間と今後の見込みを整理する |
| 返済余力 | 支出・既存返済後に残る金額 | 毎月返済へ回せる上限を考える |
| 内容の整合 | 申告と確認資料が一致するか | 差がある場合は理由を説明する |
| 担保評価 | 不動産の評価と希望額の関係 | 担保だけで決まらないと理解する |
属性によって収入の確認点が異なる
同じ収入額でも、給与、事業、年金、その他の収入では継続性の確認方法が異なります。収入形態に合わせて、返済へ回せる金額を整理します。
会社員・パート等
勤務期間、毎月の手取り、収入の変動、今後の勤務継続性
個人事業主
売上ではなく経費計上後の所得、事業継続性、今後の収支
年金等の継続収入
受取額、生活費、既存返済、返済期間とのバランス
無職・リタイア後
保有資産、不動産収入等の返済原資と継続可能性
低収入では「毎月いくら残るか」を確認
年収だけでは返済余力を判断できません。収入から生活・事業に必要な支出、既存の返済を差し引き、新しい返済を加えても継続できるかを確認します。
毎月の収入
手取り・事業所得・年金等を整理
必要な支出
生活費・事業経費等を把握
既存の返済
現在の返済額と残高を確認
新しい返済
無理なく続けられる返済額か確認
申告内容と収入を確認できる内容を一致させる
勤務先、職業、年収、事業所得等について申告した内容と、金融会社が確認できる内容に差がある場合は、その理由を正確に説明します。収入を多く見せたり、変動収入を固定収入のように扱ったりすると、審査上の信用を損ないます。
現在の収入形態
給与、事業、年金、賃料等を混ぜずに分ける
金額の基準
売上・額面・手取り・所得のどの金額かを区別する
変動の理由
月ごと・年ごとに差がある場合は原因を説明する
今後の見込み
確定している収入と見込み段階の収入を分ける
収入証明が難しくても「収入確認なし」とは考えない
収入形態によっては、一般的な給与収入と同じ方法で確認できない場合があります。その場合も、返済能力の確認自体がなくなるわけではありません。現在の収入を確認できる方法と、金融会社が認める内容を照合します。
確認できる事実を整理
収入源、金額、継続期間、入金の実績を分ける
差異を正確に説明
申告内容と確認できる内容が異なる理由を伝える
希望条件を見直す
返済余力に合わせて希望額・返済期間を調整する
収入を高く見せる申告はしないでください。事実と異なる申告は審査上の信用を損ない、契約後の問題にもつながります。現在確認できる内容を正確に伝えることが前提です。
低収入・収入に不安がある場合の公式対応を案内する掲載会社
当サイト掲載会社のうち、公式サイトで低収入、パート、個人事業主、無職・リタイア後等を対応例として確認できる会社です。会社ごとに対象者・資金使途・貸付条件が異なり、融資可否は返済原資、希望額、担保評価を含む個別審査で決まります。
マテリアライズ
公式対応例:低収入への対応例
MIRAIアセットファイナンス
公式対応例:サラリーマン・パート・低収入への対応例
日宝
公式対応例:低収入への対応例
ニチデン
公式対応例:個人事業主・無職・リタイア後への対応例
アビック
公式対応例:確定申告未申告・パート・売却返済等への対応例
セゾンファンデックス
公式対応例:年収等で銀行審査に通らない場合を案内
DCコーポレーション
公式対応例:無職・年金・開業など返済原資の相談を案内
SBIエステートファイナンス
公式対応例:無収入でも返済計画により相談可能
新生インベストメント&ファイナンス
公式対応例:無収入・低収入の融資事例
東京スター銀行
公式対応例:個人向けは年収200万円以上が申込条件
関西みらい銀行
公式対応例:継続安定収入があればパート・アルバイト・学生も申込対象
静岡銀行
公式対応例:契約社員・派遣社員も対象例(安定継続収入等の条件あり)
福岡銀行
公式対応例:ホームエクイティは前年度年収150万円以上が申込条件
常陽銀行
公式対応例:リ・バース60は公的年金・給与等の安定収入が条件(年収400万円未満の返済比率基準あり)
足利銀行
公式対応例:リ・バース60は公的年金・給与等の安定収入が条件(年収400万円未満の返済比率基準あり)
武蔵野銀行
公式対応例:リバースモーゲージは前年税込収入120万円以上が申込条件
千葉興業銀行
公式対応例:リバースモーゲージは年金収入等を含む安定・継続年収120万円以上が申込条件
筑波銀行
公式対応例:リバフルはパート・アルバイト・年金受給者を含む安定継続収入が申込条件
京葉銀行
公式対応例:住宅リバースローンは年金を含む安定継続収入が申込条件(最低年収額の公式記載なし)
きらぼし銀行
公式対応例:リバースモーゲージは公的年金等の安定収入・本人年収120万円以上が申込条件
栃木銀行
公式対応例:リバースモーゲージは年金・給与等の安定継続収入・前年年収120万円以上が申込条件
東和銀行
公式対応例:生涯ゆとりは公的年金等の安定収入・年収120万円以上が申込条件
山梨中央銀行
公式対応例:リ・バース60は公的年金等の安定収入が申込条件(最低年収額の公式記載なし)
大光銀行
公式対応例:リバースモーゲージは公的年金等を含む前年税込年収120万円以上が申込条件
北陸銀行
公式対応例:リ・バース60は公的年金等の安定収入が申込条件(収入要件なし・審査不要を意味しない)
北國銀行
公式対応例:北國リバースローンは北國銀行口座での年金または給与受取が条件(収入要件なし・審査不要を意味しない)
滋賀銀行
公式対応例:申込年収制限なし・年金収入のみも対象(継続安定収入と審査が必要で、不動産関連資金には追加収入条件あり)
京都銀行
公式対応例:リバースモーゲージは公的年金等の安定継続収入が条件(年収400万円未満は総返済負担率30%以下)
池田泉州銀行
公式対応例:住宅プランは年金収入等の長期安定収入、フリープランは年金収入等の税込年収120万円以上が条件(審査あり)
紀陽銀行
公式対応例:ホームライン3種は前年度税込年収150万円以上、リバースモーゲージ型は年金を含む安定収入が条件(審査あり)
南都銀行
公式対応例:リバースモーゲージローンは年金収入のみでも申込可能(年金等の安定継続収入・保証会社保証・審査あり)
中国銀行
公式対応例:リバースモーゲージ2商品は年金収入のみでも申込可能(安定継続収入・保証または住宅融資保険・審査あり)
広島銀行
公式対応例:きらめきは年金振込指定等、リ・バース60は年収400万円未満の返済負担率30%以下を条件として明示(審査あり)
伊予銀行
公式対応例:リ・バース60は給与または公的年金等の安定継続収入が申込条件(住宅融資保険の付保審査あり)
四国銀行
公式対応例:リ・バース60は公的年金・給与等の安定収入と年収別返済負担率基準が申込条件(住宅融資保険の付保審査あり)
山口銀行
公式対応例:安定収入と年収別返済負担率基準が申込条件(住宅融資保険の付保審査あり)
もみじ銀行
公式対応例:リバース型は安定収入と年収別返済負担率、アパートローンは年収・勤続年数の条件なし(家賃収入の返済余力・保証会社審査あり)
北九州銀行
公式対応例:安定収入と年収別返済負担率基準が申込条件(住宅融資保険の付保審査あり)
七十七銀行
公式対応例:リバース型は公的年金等の安定収入と年収別返済負担率が申込条件(住宅融資保険の付保審査あり)
仙台銀行
公式対応例:不動産担保ローンは原則勤続2年以上または営業3年以上で保証会社審査あり。アパートローン2商品も返済余力・保証等を審査(収入不問ではない)
東邦銀行
公式対応例:前年税込年収・申告所得200万円以上、安定継続収入が申込条件(収入要件なし・審査不要を意味しない)
福島銀行
公式対応例:リバースモーゲージは安定継続収入が申込条件で、最低年収額の公式記載なし(収入要件なし・審査不要を意味しない)
岩手銀行
公式対応例:公的年金・給与等の安定収入が申込条件(前年税込年収400万円未満は返済負担率30%以下。収入なし・審査不要を意味しない)
青森みちのく銀行
公式対応例:公的年金・給与等の安定収入が申込条件(最低年収額の公式記載なし。収入なし・審査不要を意味しない)
東北銀行
公式対応例:最低年収額の公式記載なし。申込条件と銀行所定の審査あり(収入なし・審査不要を意味しない)
荘内銀行
公式対応例:公的年金等の安定収入が申込条件(年収400万円未満は年間返済負担率30%以下。収入なし・審査不要を意味しない)
大東銀行
公式対応例:勤続2年以上または営業3年以上、保証会社保証が申込条件で、最低年収額の具体的記載なし(収入なし・審査不要を意味しない)
スルガ銀行
公式対応例:ドリームライフアセットは安定収入または一定資産から安定返済できる方が対象(収入なし・審査不要を意味しない)
大垣共立銀行
公式対応例:リバースモーゲージは公的年金・給与等の安定継続収入と年収別返済負担率が申込条件(収入なし・審査不要を意味しない)
十六銀行
公式対応例:リバースモーゲージは公的年金・給与等の安定収入と年収別返済負担率が申込条件(収入なし・審査不要を意味しない)
あいち銀行
公式対応例:リ・バース60は公的年金・給与等の安定収入と年収別返済負担率が申込条件(収入なし・審査不要を意味しない)
三十三銀行
公式対応例:リバースモーゲージは前年度税込年収120万円以上で、返済口座への年金または給与振込指定が申込条件(年収120万円未満・無収入への対応を意味しない)
名古屋銀行
公式対応例:リ・バース60は公的年金・給与等の安定継続収入が条件で、年収400万円未満は返済負担率30%以下(低収入・無収入への対応を意味しない)
愛媛銀行
公式対応例:リバースモーゲージは安定・継続収入、賃貸住宅型は別途家計を賄う安定収入が条件。住宅型は年収400万円未満の返済負担率30%以内(低収入・無収入への対応を意味しない)
高知銀行
公式対応例:いきいきライフ応援団は年金等の安定収入年120万円以上、住活ローンは前年年収300万円以上と配偶者・同居家族の収入合算が条件(低収入・無収入への対応を意味しない)
香川銀行
公式対応例:香川リバース60は公的年金等の安定収入と年収別返済負担率が条件で、最低年収額の具体的記載なし(収入なし・審査不要を意味しない)
徳島大正銀行
公式対応例:とくぎんリ・バース60は公的年金等の安定収入と年収別返済負担率、住活ローンは前年年収300万円以上と収入合算が条件(低収入・無収入への対応を意味しない)
国際商事
公式対応例:収入がなくても不動産価値により融資対象
宮崎銀行
公式対応例:みやぎんリバースモーゲージは税込年収または申告所得150万円以上が条件で、公的年金・パート・アルバイトを含む(年収150万円未満・無収入への対応を意味しない)
沖縄銀行
公式対応例:枠々セカンドライフ応援ローンは年金・給与等の継続した一定収入と沖縄銀行口座への入金指定が条件(具体的年収下限の記載なし。収入なし・審査不要を意味しない)
琉球銀行
公式対応例:ゆうゆう人生60は元加方式なら収入のない方も利用可能。利払方式は年金・給与等の継続収入が条件(審査不要を意味しない)
大分銀行
公式対応例:資産活用ローン2商品は年収100万円以上が条件で、フリーローンタイプは大分銀行で年金を受け取る方にも対応(年収100万円未満・収入なしへの対応を意味しない)
熊本銀行
公式対応例:FFGホームエクイティローンは前年度年収150万円以上が条件で、パート・アルバイト・年金受給者も対象(年収150万円未満・無収入への対応を意味しない)
福岡中央銀行
公式対応例:不動産担保ローン(フリー型)は年収額・勤続年数の数値制限がありませんが、安定継続した収入が必要です(無収入・審査不要を意味しない)
山陰合同銀行
公式対応例:
トマト銀行
公式対応例:充実生活Ⅱと同行借入利用者向け不動産担保型は前年度年収200万円以上、充実生活Ⅲは具体的な年収下限なしで継続安定収入が条件(無収入・審査不要を意味しない)
百十四銀行
公式対応例:114セカンドハウスローンは具体的な年収下限を公表せず、安定収入を条件とし、収入合算にも対応(無収入・審査不要を意味しない)
神奈川銀行
公式対応例:かんそうしん保証付は年金等の安定継続収入が年120万円以上、ローンⅡは具体的な年収下限なしで安定継続収入が条件。2商品とも年収合算不可(無収入・審査不要を意味しない)
北海道銀行
公式対応例:どうぎんリ・バース60は公的年金等の安定収入と年収区分別の総返済負担率が申込条件(無収入・審査不要を意味しない)
北洋銀行
公式対応例:ほくようリ・バース60は公的年金・給与等の安定収入と年収区分別の総返済負担率が申込条件(無収入・審査不要を意味しない)
但馬銀行
公式対応例:2商品とも具体的な最低年収額を公表せず、安定継続収入を申込条件とする(無収入・審査不要を意味しない)
鳥取銀行
公式対応例:移住・定住促進ローン住宅取得プランは、保証料あり方式が安定年収100万円以上、保証料なし方式が250万円以上の申込条件(年収下限未満・無収入・審査不要への対応を意味しない)
島根銀行
公式対応例:住宅ローンプラス後順位設定型は前年度税込年収200万円以上、安定継続収入が申込条件(年収200万円未満・無収入・審査不要への対応を意味しない)
SBI新生銀行
公式対応例:SBI新生リ・バース60は公的年金・給与所得等の安定収入が申込条件(最低年収額の公式記載なし。無収入・審査不要を意味しない)
低収入・収入証明についてのよくある疑問
Q.低収入でも不動産担保ローンを利用できますか?
A.利用できる場合があります。収入額だけでなく、収入の継続性、既存の返済、希望額に対する毎月返済、担保評価を含めて個別に審査されます。
Q.不動産があれば収入証明なしで借りられますか?
A.担保不動産があっても、返済能力の確認が不要になるわけではありません。収入や返済原資を確認できる内容が求められ、必要な確認方法は金融会社・商品・申込内容によって異なります。
Q.パート・アルバイト収入でも対象になりますか?
A.パート等を対応例として案内する金融会社があります。ただし、勤務期間、収入の継続性、毎月の手取り、既存返済、希望する返済額を含めて判断されます。
Q.個人事業主で申告所得が低くても申し込めますか?
A.申し込める場合があります。売上だけでなく、経費計上後の所得、事業の継続性、今後の収支、毎月の返済原資、担保評価を含めて確認されます。
Q.年金収入も返済原資として確認されますか?
A.年金等の継続収入を確認する商品があります。生活費や既存返済を差し引いた後も返済を続けられるか、返済期間と毎月返済額を含めて判断されます。
Q.現在無職でも不動産担保ローンを利用できますか?
A.無職・リタイア後を対応例として案内する金融会社もありますが、返済原資が不要という意味ではありません。継続収入、保有資産、不動産収入等から返済可能性を個別に確認します。
Q.申告した年収と確認資料の金額が違っても大丈夫ですか?
A.金額や勤務先等に違いがある場合は、理由を正確に説明する必要があります。収入を多く見せるのではなく、現在の事実と確認できる内容を一致させることが重要です。
Q.担保評価が高ければ収入が少なくても希望額を借りられますか?
A.担保評価だけで希望額が決まるわけではありません。返済を続けられる収入、既存返済、希望額、返済期間を含め、担保評価と返済能力の両方で判断されます。
最後に確認すること
①収入の種類と金額、②継続期間と今後の見込み、③必要な支出、④既存返済、⑤新しい毎月返済、⑥申告内容との整合、⑦希望額に対する担保評価を確認してください。